Home セミナー/講演 環境コミュニケーション 環境問題の本質が腑に落ちるワークショップ【地球ロールプレイ】
環境問題の本質が腑に落ちるワークショップ【地球ロールプレイ】 PDF 印刷

地球ロールプレイ

このワークショップでは、参加者のみなさんが「地球」になります。

地球になりきっていただき、地球の視点から物事を捉えて、グループでディスカッションします。

自分中心から地球中心に視点を変えたとき、これまで考えもしなかったに気づくようになります。

このワークショップの前半では、「地球」になっていただくためのウォーミングアップをします。地球誕生から現在までの46億年の思い出をスライドとCGで振り返りながら、46億年の記憶を呼び覚まします。

後半では、『人間』、『お金』などの個別のテーマを一つ取り上げ、そのテーマが地球にとってどんな意味があるのかという視点で振り返り、ディスカッションしていきます。(例:「地球にとっての『人間』の意味」、「地球にとっての『お金』の意味」)

概要

受講対象者
  • 環境ビジネスに取り組む企業の方
  • エコ商品を取り扱う企業の方
  • CSRに取り組む企業の方
  • 公共団体の方
  • 教育機関の方
期待効果

地球環境と自分の関係が腑に落ち、モノの捉え方が変わります。

自分の言葉で環境問題と向き合う意味を人に伝えられるようになります。

参加者の声
プログラム

オリエンテーション

このワークショップの趣旨説明

セミナー

地球46億年の生い立ち

参考文献

参考ウェブサイト

ワークショップ

『地球』ロールプレイ(その1)

  • 参加者の皆さんには「地球」になりきっていただきます。前半のセミナーの内容に関する質問に対して、「地球ならどう答えるか?」をグループディスカッション。全体発表。

セミナー

地球にとっての●●

  • ●●部分は、「人間」、「自分」、「お金」、「仕事」、「会社」など、目的に応じて設定します。

過去の開催例

ワークショップ

『地球』ロールプレイ(その2)

  • 前半のセミナーの内容に関する質問に対して、「地球ならどう答えるか?」をグループディスカッション。全体発表。

これから環境ビジネスや環境活動に取り組もうという企業だけでなく、既に環境ビジネスや環境活動に取り組んでいる企業やISO14001まで取得している企業でさえも、共通の悩みを抱えています。

それは、

環境教育をしたからと言って、特に成果に結びつかない

ということです。

それでは、なぜ成果に結びつかないのでしょうか?

それは、

いま起きている環境問題が自分にとってどんな意味があるのか?

というところまで腑に落ちていないからです。腑に落ちないから、行動どころか態度にも表れないのです。

それでは、なぜ腑に落ちないのでしょうか?

その理由の一つとして、「人間にとっての地球環境」、つまり人間を中心に地球環境のことを捉えていることが挙げられます。地球環境問題は、「地球にとっての人間」、つまり地球から人間を捉えることで、その本質がシンプルに理解できます。

これは、ちょうど「天動説」と「地動説」の関係に似ています。

地球の周りを太陽が回っているとする「天動説」ではうまく説明できなかった天体の動きの本質が、コペルニクスが提唱しガリレオが証明した「地動説」で納得できるようになったのと似ています。

人間中心で環境問題を捉えていると、まるで「天動説」のように本質を外します。その結果、「地球にやさしい」、「環境にやさしい」という本質から外れた言葉が一般的に使われているのです。

天動説から地動説へのコペルニクス的転回と同様に、人々の環境問題の捉え方を人間中心から地球中心に転回させることはできないだろうか?

46億年前の地球誕生から振り返って「地球」になって考えたら、地球中心でモノを捉えられないだろうか?

そう考えて開発したのが、このワークショップ『地球ロールプレイ』でした。

地球の寿命(100億年)を人間の寿命(80歳)に例えてみましょう。

これまでの地球46億年の歴史を人間のタイムスケールに置き換えると、36歳10ヶ月。

いったいそこからどんなことが見えてくるでしょう?

表-地球史の人間的タイムスケール換算

地球の歴史地球人間換算
原始惑星としての地球の形成 46.0億年前 36.8年前 0歳
他の原始惑星の衝突 45.5億年前 36.4年前 0歳
地球と月の形成 45.0億年前 36.0年前 0歳
大気と海洋の形成 42.0億年前 33.6年前 3歳
天体衝突、岩石の形成 40.0億年前 32.0年前 4歳
生物の出現 38.0億年前 30.4年前 6歳
光合成生物の活動(酸素の生産)開始 35.0億年前 28.0年前 8歳
シアノバクテリアの誕生 32.0億年前 25.6年前 11歳
真核生物の登場 27.0億年前 21.6年前 15歳
全球凍結、酸素濃度の上昇、オゾン層の形成開始 22.0億年前 17.6年前 19歳
全球凍結 7.5億年前 6.0年前 30歳
全球凍結、多細胞生物の登場 6.0億年前 4.8年前 32歳
魚の登場 5.1億年前 4.1年前 32歳
植物の陸上への進出と昆虫の登場 4.3億年前 3.4年前 33歳
両生類の出現 3.7億年前 3.0年前 33歳
爬虫類の出現 3.1億年前 2.5年前 34歳
スーパープルーム、生物種の90%の大量絶滅、超大陸パンゲアの形成 2.5億年前 2.0年前 34歳
恐竜の出現 2.3億年前 1.8年前 34歳
哺乳類、鳥類の出現 2.1億年前 1.7年前 35歳
被子植物の出現 1.0億年前 10ヶ月前 36歳
天体衝突、大量絶滅、恐竜の絶滅 6,500万年前 6ヶ月前 36歳 4ヶ月
草、霊長類の出現 5,500万年前 5ヶ月前 36歳 5ヶ月
猿人の出現 400万年前 12日前 36歳 10ヶ月
道具を使うネアンデルタール人の出現 200万年前 6日前

現生人類(ホモサピエンス)の出現 15万年前 10時間前

ネアンデルタール人の絶滅、最後の氷河期 3万年前 2時間前

人類:農耕の開始 1万年前 41分前

人類:文明(カレンダー、方位) 3,000年前 12分前
人類:化石燃料の使用開始(地球温暖化の開始?) 150年前 37秒前

寿命 100億年 80歳
いかがでしょうか?この表をボーっと眺めて見るだけでも、いろんなことも感じませんでしたか?

このワークショップに、正解はありません。このワークショップでは、参加者が「地球」になって自分の言葉で現代の環境問題を意味付けていきます。

このワークショップを通じて、それまであまり環境問題に興味のなかった方が地球環境と自社の関係について語り始める瞬間がありました。

この瞬間がなければ、どんな環境教育もただのコストにしかなりません。

開発の背景

環境ビジネス・環境活動の成功を左右する重要な要素の一つが、現場の人たちの環境意識です。

ここでいう環境意識とは、環境問題への関心の高さのことではありません。

「環境問題の本質や自社の環境ビジネスの意義が腑に落ちているかどうか」

のことです。

最近、やたらと「地球にやさしい」、「地球のために」、「地球を救う」という言葉を耳にします。

これらの言葉を使う人たちは、環境問題の本質がわかっていないか、偽善者かのどちらかです。

環境ビジネスや環境活動で成果を挙げている人は、「地球にやさしい」とは言いません。

成果を挙げている人は、エコ商品の販売現場でよく使われる「地球を救う」や、「地球にやさしい」を不自然に感じています。それは、環境問題の本質に気づいているからです。

そんな彼らに、「なぜそう感じるようになったのか」について聞いてみると、いくらでもユニークなエピソードを語っていただけます。だからと言って、環境問題の本質について他の人にもわかるように語れるかというと、そんなことはありません。体験的に得た「暗黙知」のようなもので言語化できないからです。

私がかつてコンサルティングファームに勤務していたころ、ISO14001認証取得企業のための環境教育e-ラーニング教材を開発していました。

このころは、私も何の疑いもなく「地球にやさしい」だの「環境にやさしい」だのという言葉を使っていました。環境問題の知識を伝える教材を開発していながら、本質的なことは何一つわかっていなかったのです。

ところが、環境ビジネスのマーケティングに関わるようになって、状況が変わりました。クライアントに成果をもたらすには、エコの現場で成果を挙げている人たちの暗黙知を他の人たちにも伝える必要に駆られたのです。

「環境問題の本質」に気づいてもらうのは、自然体験に適うものはありません。何日間か自然の中で合宿しながらお互いに感じたことをシェアするほうが早いでしょう。しかし、企業がそんなコストを払うわけがありません。

「あぁ、やっぱり環境問題の本質を言語化しなきゃいけないなぁ。」

これが、ワークショップ『地球ロールプレイ』開発のきっかけです。

地球ロールプレイの着想の原点

それでは、何からはじめたのかというと、「成果を挙げている人と成果の上がらない人の違い」に着目するところでした。その違いは、簡単に言えば、「エコな人かどうか」にありました。

エコな人が現場で使っているトークに着目すると、視点の違いが見えてきました。エコな人は「地球にとっての人間」、「子供が大きくなったとき(未来)のための現在」という尺度を持っているのです。それに対し、エコでない多くの人には、「今の自分にとって」という視点しかありません。

ここに着目して、

地球から人間を捉えることで、『自分中心の視点』から『地球中心の視点』にパラダイムシフトを図るワークショップを創ろう

と思い立ちました。これが、『地球ロールプレイ』の着想の原点です。

問い合わせ
 

セミナー・イベント情報

現在イベントはありません。

読者特典ログイン

『手を動かしながら考える企画提案 』の読者特典は、ログインしてご覧いただけます。



読者登録がお済みでない方は、上記の「アカウントの作成」へお進みください。

読者プレゼント

privilege_off

RSSフィード Yahoo!ブックマークに登録